アレルギーの治療法と遺伝:アレルギーの基本的医療情報

アレルギーの治療法と遺伝

原因物質の除去

室内のアレルゲン対策や食物アレルギーの除去食療法は、アレルギー治療の一番の中心です。大気汚染や室内化学物質の軽減も、根本的なアレルギー対策のうちのアレルギーひとつです。

抗原の侵入防止

意外と軽視されがちですが大切な治療が、抗原の侵入防止対策です。花粉症のマスクは分かりやすいですね。鼻についた花粉を食塩水で洗い流す鼻洗浄は、どんな薬を使うことより効果があると言われています。
湿疹では、スキンケアがこれとどうようにですね。根本的に乾燥肌を改善することで、抗原や皮膚への刺激物質が吸収されるのを防ぎます。
見た目だけでなく、それ以上に大切な、根本療法というべき治療がスキンケアなのです。

アレルギー反応を抑制

もし抗原が体内に入ってしまい、アレルギー反応が起こってしまった場合には、どこかの段階で断ち切るために、アレルギー薬薬の力を借りる必要がでてきます。

いろんな抗アレルギー剤が使われていますが、一人一人に合った薬を見つけ出すことが医師の使命です。
ぜん息においては、効果が高く、体に負担の少ない吸入薬を使うことが多いようです。特に、吸入ステロイドを上手に使うことは、気管支の炎症を抑えて、ぜん息をいち早く改善させる重要な方法であるといえます。

対症療法

悲しいことですが、治療法がこれほど進んできた現代でも、ぜん息で亡くなるケースは後を絶たないようです。
しかし、その多くは自宅での対症療法の誤りであったり、発作止めに頼りすぎて、病院に行くのが遅れる、などのことが原因であるといわれています。
自分の治療法は、十分に理解しておくことが重要になってきます。

合併症の治療

アトピー性皮膚炎が重症化をまねく理由として、合併症への対応が出来ていないことがあげられます。ヘルペスウイルスの感染、ステロイド軟膏の副作用、細菌、カビ、などが主なものです。
アレルギーの専門医ほど、これらの合併症には気を使って診察をします。

過半数がアレルギー?

ある子供たちへのアンケート(1000人以上)では、「両親のどちらかにアレルギーがある」と答えたアレルギー子供は、年齢に関わらず約55%だったという結果があります。アレルギーのある親を持つ子供が過半数以上いる時代のようです。
アレルギーのある子供の中では、「親にもアレルギーがある」と答えた子供の割合は約75%もあり、統計処理をすればアレルギーには遺伝があるということになるのですが、それは親だけの問題ではなさそうです。

隠れアレルギー

ある大学での話です。
全学生に血液検査をして、スギ花粉にIgE抗体が陽性反応がでた学生が半分もいたというのです。二人に一人は花粉症予備軍だったというアレルギー調査結果もあります。
大人のアレルギーも近年急速に増えてきており、ちょっとでも素因があれば、皆発症してしまう危険性があります。

遺伝しない原因抗原

仮に、親がそばアレルギーでも子供にそれが遺伝するわけではありません。アレルギーを起こしやすい体質は遺伝するようですが、原因になるものまでは受け継がれないようです。

 
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